タマボール大作戦

映画・マンガ・小説・GAME・音楽・日常なんでも勝手に評論してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「あぐり」未完に終わる事について。

人はいつか死ぬ。殆どの場合、それがいつ来るかは分からない。例えば、こころざし半ばでそれをむかえる事も少なくはないと思う。自分だって、晩飯にインスタントラーメンを作ってる最中にうっかり死んでしまう事だってあるだろう。ラーメンの場合ならまだ良い。それが自分の手がけている作品だったりすると、それを未完に終わらせてしまう事への悔しさや心残りがラーメンの時よりも数百倍にもなろうかと思われる。

現代の医学がいくらすすんだとはいえ、まさに死にそうになっている人間を100%生かせられるワケではない。そうした場合、残された方の人間はどうすればいいのか?作者の冥福を祈ったり、急逝を呪ったりしたところで毎回楽しみにしていた新刊が出る事は、もう二度とないのである。

去年は、私が珍しく新刊を楽しみにしていた作家が突然亡くなった。そして、更新を楽しみにしていたホームページの管理人も日記の書き込みが途絶えて1ヶ月くらいが経った頃、その管理人の知人という人物が掲示板に書き込みをした事により、管理人が突然亡くなっていた事が判明したのである。

昔から好きになったバンドが解散したり、メンバーが死んだりするのをよく見て来た。もう気落ちさせられる事には慣れたつもりだったが、やはりこう立て続けに来ると心にすきま風が吹くような、そんな気分になったりもするものだ。

なんでこう暗い話を書いているのか、今になってふと考えてみたりする。あ、いまNHKでやってる連続ドラマ「あぐり」を見てるからだ。昨日、主人公の夫である「エイスケ」(野村萬斎)が死んだからだ。滅多にドラマを見ない私にしては、かなりの気の入れようでこのドラマの連載を見ていたので主人公の「あぐり」並みにショックなのである。落ち込んでもいる。

このドラマは、破天荒な人物達が織りなす人間ドラマである。ただひたすら夢に向かって汗かきベソかき突き進むような、太陽の光を浴びて輝くようなそんな人間はほぼ一人もいないドラマなので、見ていて現実味を帯びるのである。と言うか、個人的に超前向きな人が苦手だというだけなのかも知れないが。

と、本題に戻るとして残された人間はどうすれば良いのか、だ。そりゃ、残された物を見るなり読むなり聴くなりして本人を偲ぶしか、成す術はないのである。案外、残して逝く人達も後の事なんてそんなに気にしてないかも知れないのだし。于武陵も言っている。「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ」
2005/2/2 ちろる
スポンサーサイト
  1. 2005/02/02(水) 21:06:46|
  2. kanorinnu_DVD
  3. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。